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夜寝る前に、考えること 〜人は死んだらどうなるの?〜

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こんにちはこんばんは、バッキーです。
突然ですが皆さんは、寝つきが良い方ですか?悪い方ですか?
私は比較的寝つきが良い方で、布団に入ると数分で眠ってしまいます。(寝起きは最悪)
今回はそんな私が、眠りにつく前の数分間で考える事を書いてみたいと思います。

人は死んだらどうなるの?

いきなりこんな事を言うと「どうした」「大丈夫か」と言われそうですが、別に精神が病んでいるわけでは無いので大丈夫です。
「死んだらどうなるの?」は誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
私が「生」の「終わり」について考えるようになったのは小学生の頃で、大好きだった先生が亡くなったのがきっかけでした。その頃から時々「死んだらどうなるの?」を、夜寝る前に考えることが多くなりました。

Q.人は死んだらどうなるの?

A.天国や地獄にいくんだよ。
A.お星様になるんだよ。
A.生まれ変わって新しい人生を送るんだよ。

Q.なら「私」はどこへ行くの?「私」が死んだら「私」が「私」だった記憶も全部消えちゃうの?

A.そもそも「私」が「私」になる前の記憶が無いから、死んだら「私」は完全に消えちゃうんじゃないかな?

Q.消えるってなに。

A.消えるってなんだろう。
 
思い出したかのようにこの「答えの無いテスト」への回答を繰り返しているのですが、当たり前に「答えが無い」ので、そもそも100点は取れないし、いつもこの「消えるってなに?」で怖くなってそのまま寝てしまいます……。
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どうやら死生学というらしい

私は今まで何となーく、これは哲学なのかな?と考えていたのですが、どうやら哲学も含めて考える死生学というものらしいです。
(“”らしい””なので、合っているかどうかはわかりませんが…。)
死生学を簡単に説明すると
個人の死とその死生観についての学問。
具体的には自己の消滅としての死に向き合うことで、死までの生き方を考える学問。
引用元:Wikipedia
ということらしいです。
難しいような…そうでもないような…??

死までの生き方を考える

と、言われると「あそこに行ってみたい」とか「あれは絶対手に入れたい」とか、そういう考えが真っ先に思い浮かびます。
そもそも、生あるものはやがて、等しく平等に死を迎える。
ならば何故生まれてくる必要があるのか?
疑問です。
折角生まれてきたのに、生まれたその時から死が約束されているって、なんだかやるせないですよね。
と、平凡な私は考えたのですが…、少し調べただけで、出てくる出てくる……
世界の偉人の名言が!
中でも目を引いた名言がこちら
 
”あらゆる生あるものの目指すところは死である。”
 
オーストリアの精神分析学者、精神科医である、ジークムント・フロイトの名言です。
つまり「生まれるから死ぬのでは無く、死ぬために生まれてくるんだよ。」と、そういう事でしょうか。
今は終活(人生の終わりのための活動)というものも流行っているので、この考えも有りなんだ…と、考えさせられます。

ならば「死」とはなんなのか?

ここまできたら、今度は根本的な「死」とは何か…が引っかかります。
一般的な「死」は、心が身体から離れる事…のような気もしますが、はたしてそれが本当に「死」なのでしょうか?
またここでグルグルと思考の海に溺れそうになりましたが、とある漫画の名言を思い出してハッとしました。
 
”人は いつ死ぬと思う…?
 心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う
 不治の病に冒された時……違う
 猛毒キノコのスープを飲んだ時……違う!!!
 …人に 忘れられた時さ…!!! ”
 
今や知らない人は居ないのでは無いかと思う世界的ヒット漫画、ONE PIECEの登場人物”Dr.ヒルルク”の名言です。
この言葉が、とてもあたたかく、優しく感じるのは私だけじゃないと思います。
人に忘れられた時、初めて、人は死ぬ。
逆を言えば、誰か一人でもその人の事を覚えている人がいるのなら、その人はいつまでも誰かの中で生き続ける事が出来る。
そう考えると、なんだかいい意味で「人生を全うしてやろう」と思えてくるので不思議です。

最後に…

いろいろ書きましたが、私の考えはあくまで一個人としてのものなので「へ〜そういう考えもあるんだな〜」くらいに思ってやってください(* ´ ω ` *)
元から哲学的な考え方がすきなので、この死生学というものにも興味が湧いてきました。調べると結構おもしろいので、皆様もぜひ!
それでは!おやすみ世界。
バッキーでした〜!