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ちょっと「宝石の国」を語ります。

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皆さんは「宝石の国」という漫画をご存知でしょうか?

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■画像出典:amazon.co.jp

現在TVアニメも放送中で、私が今一番面白いと思っている作品です。

というわけで今回はこの作品について色々語って皆さんに布教させていこうと思います(笑)

作品概要

この作品を一言で表すと、現実に存在する宝石や鉱物の擬人化バトルファンタジーになります。

単行本は現在7巻まで発売されており、今月には最新巻が発売予定です。

ちなみにTVアニメは3DCGで制作されていて、宝石たちの美しさが際立っていて最高です!

あらすじ

遠い未来、「にんげん」が存在したと伝えられる世界で生まれた「宝石の体を持つ人型生物たち」のお話。

宝石の自分たちを装飾品にしようと月からやってくる「月人」に連れ去られないよう、日々戦いを繰り返していた。

その宝石たちの中でも戦闘に向かない程特に脆く、戦闘以外の得意分野や適性がない最若の「フォスフォフィライト」は、先生から「博物誌を編む」という仕事を与えられ、不本意ながらも活動を始める。

そして、体から溢れ出る毒液のため周りに迷惑をかけないよう、他の宝石たちから距離を置いていた「シンシャ」に博物誌制作の手伝いを求める————。

特徴&キャラクター紹介

宝石の特徴・知識

この作品に登場する宝石たちは、実在する宝石・鉱物に由来するものが多く、それに因む設定や知識があるので、そこから少し説明します。

■硬度 → 傷つきにくさ

■靭性 → 割れにくさ

■年齢 → 死の概念が無いほどの長寿(最年少のフォスフォフィライトでも300歳)

■性別 → 無し(生殖活動や摂食、排泄、呼吸も行わない)※原作者曰く、上半身は少年、下半身は少女のイメージで描いているとのこと。

■動力源 → 光(そのため基本的に、夜間は眠り、光の弱まる冬は冬眠する)

ざっくりこんな感じです。

戦闘能力は硬度と靭性で決まります。

性別が無いので一人称も「僕」「俺」「私」と様々ですが、年齢的序列で互いを呼ぶ際は形式上「兄ちゃん」「おにいさま」「弟」などの男性的な呼び方を用いています。

あくまでも彼らは人間ではなく鉱物なので、固い物とぶつかれば硬質な音を響かせたり、自分より固いもの・他の宝石とぶつかれば割れたりします。※なので、宝石同士の接触は意外と危険なのです。

そして肌のように見える部分は白粉を塗っているだけなので、割れた際の表面はちゃんとそれぞれの宝石の色や輝きになっています。

フォスフォフィライト 

 20171115_shimamoto03■硬度 → 三半

 ■役割 → 博物誌制作

 【和名】燐葉石

 ■画像出典:TVアニメ公式サイト

 

主人公で、宝石たちの中では最年少の300歳。

硬度・靭性共に低く、何をやらせても不器用なため落ちこぼれだったが、博物誌制作という仕事を与えられる。

基本的に前向きで明るく、「口先と度胸だけは一人前」とよく言われ、トラブルメーカーでもある。

シンシャ

20171115_shimamoto04 ■硬度 → 二

 ■役割 → 夜の見回り

 【和名】辰砂(しんしゃ) ※Cinnabar

 ■画像出典:TVアニメ公式サイト

 

硬度は低いが、体から無尽蔵に毒液が出てしまう特異体質のため、他の宝石たちから距離を置いている。

戦闘能力は高く、聡明で思慮深い。

ダイヤモンド

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 ■役割 → 戦闘

 【和名】金剛石

 ■画像出典:TVアニメ公式サイト

 

硬度は最高の十だが、靭性はあまり高くないため他の高硬度の宝石よりも割れやすい。

柔らかく優しい性格で、恋愛話が大好き。

ボルツ

20171115_shimamoto06 ■硬度 → 十

 ■役割 → 戦闘

 カーボナード ※ダイヤモンド属 

 ■画像出典:TVアニメ公式サイト

 

硬度・靭性ともに最高の素質を誇るため、戦闘能力は宝石たちの中で一番高い。

むしろ戦闘以外興味がない戦闘狂。

 

という感じで他にもたくさんキャラクターがいますが、全員紹介するには多すぎなので、詳しくは下記アニメ公式サイトをご覧ください。

http://land-of-the-lustrous.com/

個人的見どころ

①主人公の成長

原作初期の主人公は、与えられた仕事に真面目になかなか取り組もうとはせず、よく問題を起こす落ちこぼれでしたが、どんどん成長します。

内面的な部分はもちろん、いろんな出来事を経て見た目的にも変化していき、ストーリー展開が早いので読むたびに次が気になってしょうがないです。

②宝石以外のキャラクターも…

基本的には宝石キャラがほとんどですが、宝石以外のキャラクターも登場します。

まずは、宝石たちの敵となる「月人」です。ただ今のところ、意思疎通を取れるようなキャラクターではないので、ほぼ謎です。

他にも海で生きる生物が存在しますが、ネタバレになるので記載は控えます。

③美しくも残酷な展開のストーリー

宝石や鉱物を題材にしているだけあって、漫画やアニメのビジュアルはとても美しいです。

話の中にはクスッと笑えるようなギャグやコメディ部分もありますが、全体を通して読むと、謎が多く残酷で悲しいお話が多いですね。

この謎やフラグはいつ回収されるのだろうという期待でいっぱいです。

最後に…

今月発売の最新巻は「ついに主人公が○○へ…!」という感じなので、早く読みたくてウズウズしています。

TVアニメの方も私の大好きな冬編で、ついにあのキャラクターが登場するので楽しみです。

ちなみにこの作品のおかげで宝石について興味を持ったり、知識が少し身についたりしていますが、「宝石の国」とコラボで作られた商品(ネックレス)の値段が驚愕なので、購入とかは無理ですね...(笑)

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【TASAKI × 宝石の国】コラボ商品(ネックレス)

「フォスフォフィライト」お値段なんと。。。 ¥3,240,000(税込)

詳細:http://www.tasaki.co.jp/land_of_the_lustrous/

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ものすごい金額ですが、興味のある方はぜひ上記URLをご確認ください。。。(''ω'')