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氷室まんじゅう

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どうも、バンチです。
梅雨まっただ中、蒸し暑い日々が続いていますね。

まだほんの少し暑さの緩かった6月最終日。
唐突に届く荷物がひとつ。

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それは金沢語り出すと人が変わる、金沢愛に溢れる友人からの贈り物でした。

そういえばそんな季節だったなぁ・・・とある食べ物を思い返しながら中身を検めます。
想像通り、『氷室まんじゅう』でした。

- 氷室饅頭 -

氷室饅頭(ひむろまんじゅう)は、石川県に古くから伝わる和菓子。毎年7月1日の初夏に食べられる縁起菓子である。
Wikipedia

ちょっと補足すると・・・
その昔、加賀藩は冬の間に氷を作って幕府に納めていたんですね。
その献上の日が旧暦での6/1・・・現在の7/1。
氷を運搬する道中の無事を祈ってまんじゅうを作ったのが由来のひとつとのことです。
今でもこの「氷室開き」の日には氷室まんじゅうを食べる習慣が息づいているようです。

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縁起物と侮るなかれ。
これがめっぽうおいしいんです!
モノとしては極シンプルな酒まんじゅうです。
ただ、ふわふわと口当たりのいい皮とすっきりとした甘さの餡子。
ほどよい小ささと相まって、気づくと2,3個消化してしまう地味に恐ろしい甘味です。

そんな包装を見る限り、作ってらっしゃるのは石川県小松市にある新保屋さん。

老舗の和菓子屋さんらしく、ネットにはほとんど情報が出ていないのですが、その貴重ないくつかのレビューはどれも絶賛。
洋菓子もいけるらしく、かなり気になるお店です。
個人的には金沢旅行での立ち寄りスポット確定しています。

件の友人曰く、金沢は他所にはないうまいものが詰まっているとのこと。
以前にもらったお茶もたしかに美味しかった・・・
いろいろと余裕ができたらゆっくりと食べ歩きしてみたい場所ですね。