2017年以前の旧ブログ
BLOG2017
どうも、バンチです。
数日前を境に、当サイトが変化したことに気づいた人はいるでしょうか?
いや、気づいていたらびっくりですが・・・
サーバー引越ししました!
以前はさくらのサーバーでしたが、AWSへと変更となりました。
各所にてその実績を聞くAWS。
弊社での利用実績はまだゼロであったため、とりあえずお試しついでにWordpressサイトであるこのサイトを引越ししてみよう、となったのが経緯です。
ここで運用ノウハウ積んでサービス提供できるようがんばります。
そのうちここに記事でも書けるようなネタでも生まれればいいなぁと。
で、今回の記事はそんな引越し作業中に発生したつまづきの中のひとつです。
さくらのウェブメールがつかえなくなった
弊社が使用しているメール"@dphp778.sakura.ne.jp"はさくらのメールサーバーを利用しています。
今回の引越しはウェブサイトのみのため、
- ウェブサーバー=AWS
- メールサーバー=さくら
という構成になります。
これの実現のため、DNSゾーン設定にてMXレコードを使用してのメールサーバー振り分けを設定することにしました。
設定は以下のようになります。
【"dp778.co.jp" DNS登録内容】
Aレコード:AWSサーバーのIP
MXレコード:さくらサーバーのIP
と、これで各種送受信テストなどをこなし想定どおりの動作であることを確認してほっと一息。
そういえばウェブメールとかあったなぁ・・・とログイン画面ひらいてみると
あれ?
メールアドレスもパスワードも何度確認しても間違っていない。
ふと、思いついてDNS設定を元に戻すとログインできる。
推測にはなりますが、マルチドメインかつ独自ドメインの場合そのドメインがさくらのサーバーを向いていない場合には有効なドメインとして扱われていないようです。
MXレコード見てくれよ・・・とは思いましたが、ドメインの解決方法としては至極真っ当な話です。
じゃあもうウェブメールは使えないの?
ってことでいろいろ試したところ、「初期ドメイン」を使うことで回避できました。
さくらのメールボックスはメールアドレス単位ではなく、ユーザーアカウント単位です。
なのでログインに使うIDを、
ユーザーID@初期ドメイン
とすることで、目的のメールボックスを開くことができます。
ウェブメール、常時使うものではありませんがメールを見る手段が一つ減るのは地味に困ります。
同じパターンではまる人は少ないかもしれませんが、tipsの一つとして記録しておきます。