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ついつい使っちゃう間違った日本語

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こんにちは、イチコです。
先日某大型ピョッピングモールに服を買いに行った際、店員さんに
ポイントカードはお持ちではなかったでしょうか?
と聞かれ、なんとなくもやっとしました。
今提示を求められているのになぜ過去形なのかなぁ…と。
 
学生時代、某映画館でアルバイトをしていた時に言葉遣いについてはしっかり指導されていたので、私が気にしすぎなのかもしれませんが、なんとなくもやっとしてしまいます。
 
日本語って難しいですね。
 
 
そんな私もビジネスメールはまだ打ち慣れなくて、敬語についてもまだまだ勉強中なのですが、ここ数年気になっていたのでこれを機に調べてみよう!
ということで。
間違いやすいので、注意したい日本語を集めてみました。
 

注意したい日本語:接客編

よろしかったでしょうか?

これは本当にどこでもよく見聞きしますね。
良いかどうかの判断を「今」相手にしてもらうための言葉なので、過去形ではなく現在形で質問するのが正解だそうです。
正しくは「よろしいでしょうか?」や「構いませんか?」です。
 
 

◯◯円ちょうど、お預かりします

これは私もアルバイト時代よく注意されたのですが、金額ちょうどの場合はお返しするものがないので"預かる"のではなく"頂く"と言います。
そのため、正しくは「◯◯円ちょうど、頂きます」です。
ちなみに、お釣りを渡す時の「大きい方、小さい方」の表現も、お金に大きいも小さいもないという理由から失礼に当たると考える方もいるので、使用する場合は要注意です。
 
 

お名前(お電話番号)頂戴できますか?

記名をしてもらう時や、折り返しの連絡先を訊くときにうっかり使ってしまう言葉ですよね…。
お店の予約をするときなどによく耳にします。
本来名前は頂くものではないので、これも誤用です。
正しくは「お名前(お電話番号)をお伺いしてもよろしいでしょうか?」となります。
 
 
 
 

注意したい日本語:ビジネス編

目上の人に使う「了解しました」

「了解しました」は敬語的表現では間違いではありません。
ただし、目上の人に使うことは失礼とされています。
そのため、「かしこまりました」や「承知しました」を使うことが一般的です。
 
 

~させていただきます

こちらも敬語的には問題ありませんが、使用する場面が限定されます。
基本的に「自分の行いによって相手に良い結果を与える時」にしか使用しない表現なので、相手にとってマイナスな場面で使用することは誤用です。
使用する場面に注意したいですね。
 
 

お体ご自愛くださいませ

メールや手紙の文末でよく見る表現ですが、「自愛」という言葉に既に「体を大事にする」をいう意味があるので、「頭痛が痛い」と同じ表現になります。
正しくは「ご自愛くださいませ」です。
 
 

◯◯にも申し上げておきます

電話で担当者が席を外している場合等によく聞く表現ですが、◯◯に入る名前が社内の人間の場合、社外の人に対して自社の人間を持ち上げる表現をするのはNGです。
「◯◯にも申し伝えておきます」や「◯◯にも伝えておきます」の表現の方が適切です。
 
 
 
他にもたくさんありますが、よく聞くなーと感じる日本語を集めてみました。
日本語って難しいけど、ちゃんと使えたら楽しいですよね。
ついうっかり使ってしまうこともありますが、徐々に正しい日本語に慣れていきたいものです。