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夏に読みたくなる小説

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最近暑い日が続いていますが、みなさん体調は大丈夫でしょうか?
冬が苦手な私は、反対に夏が好きなので、気分がるんるんとしています。

『夏』と言えば、海水浴や花火大会、高校野球に夏休み。

夏休みは期間が長い分、宿題の量も多いですよね。
ゴロリと畳に寝そべって、読書感想文のための本を読んでいたのが懐かしいです……。
そんな思い出が強いからか、個人的に夏には小説が読みたくなります。

ということで、今回は私が夏に読みたくなる小説をいくつかご紹介します。

キツネ山の夏休み / 富安 陽子

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 写真元:Amazon.co.jp

内容

夏の輝きを描いたファンタジー。108ぴきの伝説のキツネたちに守られている稲荷山の町。その町ですごした弥の夏は、光と風と不思議でいっぱい。著者自らが挿絵も手がけた作品。大切な夏休みのひとときの思い出。

掲載元:TRC MARC の商品解説

作品についての思い出

キツネを題材にしたお話はたくさんありますが、その中でも私が一番好きな物語です。
作品が好き過ぎてこの作品の中の稲荷神社に行きたい行きたいと思っていました。
(架空?の場所なので無理でしたが…)

この作品の中で、魅惑的なお菓子が登場します。

それが「水まんじゅう」です。
それまでは存在を知らなかったのですが、一口食べると全身に稲妻が走ったかのような美味しさ。
元々お餅は大好きでしたが、水まんじゅうを食べた時の衝撃は忘れません。
つめた〜く冷やして食べると格別に美味しいので、この暑い夏に是非食べてみてください。

 

西の魔女が死んだ / 梨木香歩

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 写真元:Amazon.co.jp

内容

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。

掲載元:新潮社

作品についての思い出

言わずと知れた梨木香歩さんのベストセラーです。
2008年には、実写映画化もされています。
タイトルから、重たい印象や謎めいた雰囲気があり手を出せずにいたという方も居るのではないでしょうか?

私がこの作品を知ったきっかけは、中学生の時の国語の先生です。
普段は温厚な先生が、早口になり熱く熱く語っていたため、なんとな〜く手に取ったのがきっかけでした。

タイトルに「魔女」と書いてあるので、どんなファンタジーなんだろうな〜と(ファンタジー小説を読むのが苦手な私は)思っていましたが、そこにあったのは、おばあちゃんと孫の、あたたかくて優しい絆の物語でした。

読み終わった後には、自然と涙が溢れて暫く放心状態でした。
まだこの作品を読んだことが無い方には、是非読んでもらいたいです。
どの世代からも愛される最高の作品だと思います。

 

リトル・ウイング / 吉富多美 作:こばやしゆきこ 絵

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写真元:Amazon.co.jp

内容

体育が不得意な苺。でも両親は苺の個性として温かく見守る。一方、夏実は失敗を許さない親に心が壊されていく。そんな二人の前に不思議な水たまりが現れる。子供たちの抱える問題を、ファンタジーに織り込んだ感動作。

掲載元:金の星社

作品についての思い出

読書感想文に良い本は無いかな〜と探していて見つけたのがこの作品です。
小学校高学年頃に向けた作品ということもあり、文字が大きめで挿絵もあるのでとても読みやすいです。
ファンタジー要素はありますが、誰でも気軽に読む事ができるかと思います。

この作品は子どもはもちろんですが、大人にこそ読んでもらいたい作品です。
お子さんのいる方は、ぜひ子どもと一緒に読んでみてください。
大人になった今だからこそ、考えさせられることが多々あります。

 

最後に

今回は3作品にまとめました。
夏といえば?ホラー!という方もいるかな〜とは思いましたが、今回はホラー作品は避けました。
(ホラーかな?迷った「夏と花火と私の死体/乙一」も面白いの是非!)

最近はあまり活字を読まなくなってきたので、また本屋で色々と探してみます。
おすすめの一冊があれば教えてください☆

では、バッキーでした( ´ ▽ ` )ノ