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2次元を3次元にもってきたあれこれ。

さわの Other Blog

先日の市村さんブログと完全にネタが被っちゃった感が半端ないんですが、わたくしめも映画についてちょっとお話させていただければと思います。
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2.5次元と呼ばれる特撮はさておき…
人気漫画の実写化!といった作品をよく目にするようになってきた昨今。
良い悪いはおいといて、素朴な疑問があったのでWikipedia先生に聞いてみました。
 

どんだけあるのマンガ・アニメの実写化作品?

これが以外とありました。
→ドラマ化一覧
→映画化一覧
映画化に至っては1920年代から!
これはなかなかの歴史ですね。
ドラマなんかは特に「見てた見てた懐かしい!」レベルの作品がずらり。
やっぱり金田一少年の事件簿は堂本剛&ともさかりえコンビが素晴らしかったと思います。
 

興業収入ってどんくらいなの?

映画のヒット基準は10億円、30億を超えると大ヒット!といわれるそうです。
では、実際実写化の映画ってどんくらいのもんなの?といことで…またまた教えてWikipedia先生!(こちらのページから歴代映画興行成績を見ることができます。)
これまでの歴代1位は「千と千尋の神隠し」304億円、そこに続くタイタニック、アナ雪、ハリポタ…もう桁がなんか違いますね。お金の。
その中からマンガ・アニメの実写化映画だけ抜き出してみました!
 
どん!
 
1位 ROOKIES 卒業 85.5億円
2位 THE LAST MESSAGE 海猿 80.4億円
3位 花より男子ファイナル 77.5億円
4位 BRAVE HEARTS 海猿 73.3億円
5位 LIMIT OF LOVE 海猿 71億円
 
う…海猿すげーーーー!!!!!
るろうに剣心は50億円突破!というニュースを見た気がするのでこちらの一覧には一歩届かず…といったところでしょうか。残念。
 

実写化おすすめ作品

2次元が実写化されると原作ファンからどうしても批判もろもろは起きてしまうわけで、100点満点みんな大好きなんてないんだ!
という感じで個人的におすすめしたい実写化作品をご紹介したいと思います!
 

富江(映画:1999年)

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ホラー漫画界の鬼才・伊藤潤二氏の漫画「富江」の実写化初作品!
ざっくり言うと、刺されようが、刻まれようが、首を落とされようが絶対に死なない系美女の富江さんにチャームかけられちゃった男性・女性が色々やらかしてしまうお話。
「富江」自体、映画8作品・ドラマ1回と映像化作品が多い中でこちらの無印富江一押しの理由は、霊的なものじゃなくて人間の狂気って芯から怖いよね、と子供心にトラウマを残してくれた漫画の富江…よりもまじ怖かった菅野美穂さん演じる富江の狂気の笑顔!ということで菅野美穂さんの演技力が優勝。
 

深夜食堂(ドラマ:2009年、映画:2015年)

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おそろしい破壊力を持った飯テロぶっこんでくる作品です。
ちょっとした居酒屋料理だったりがとにかくおいしそう。
小林薫さん演じるマスターの醸し出す空気感も素敵で、「ちょっと何かつまみたいな」感覚でじんわり楽しめます。
 

ピューと吹く!ジャガー(映画:2008年)

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ジャンプのあれです。
ジャガーさんはうどん県の要潤さんです。
全体から漂うチープさ、ジャガーさんなんか普通の人っぽい、ハマーあれ?ハミデントセロテープは?等々原作の再現度としては高くはないです。しかしその結果、よくこの仕事受けたな要潤!すごいぜ要潤!となること間違いなし。
友人に要潤がすごく好きになる映画。とすすめられて確かに…!と納得した作品なので要潤フリークの方はもちろん、要潤布教活動を行いたい方もぜひ片手に携え要潤の素晴らしさを滔々と語ってみてはいかがでしょうか。
 

実写化の一番の地雷はどこだ(個人的な感想です)

近年で実写化の地雷を思い浮かべると、失礼ながらあの有名漫画の実写映画作品を思い浮かべてしまいますが、そんなビックネームの影に隠れてしれっと実写化していた日本の格闘ゲームがあります。
その名もザ・キング・オブ・ファイターズです。
中学生時代、プレステのコントローラーで指が擦り切れるほどプレイした格闘ゲームが外国でまさかの実写映画化されていました。
もはや「某実写ドラマで主人公のキャラが変わった」「某実写映画で主要キャラがいない」どうこうの問題でなく、こっちにいたってはキャラクターの国籍すら無視です。もちろん世界観・設定もなにそれおいしいの状態。
ハハッ!ワロス!
主演にニキータ(ドラマ版)のマギー・Q、監督はメダリオンのゴードン・チャンと妙な力の入れようだったのがとても謎でした。
1990年代のストリートファイターの実写映画の教訓を何一つ受けつがれていなかった誰得なDVD、興味がある方はこちらから購入できます。

まとめ:格闘ゲームの実写化はやめたほうがいいんじゃないかな!!

 
 
しかしながら、賛否両論ある中で2次元を3次元で再現しようとするガッツは称賛されるべきところだと思います。
仕事にしろなんにしろあきらめたら試合終了ですよ、しかり不可能を可能にしてやるぜ!くらいのガッツは私もモチベーションとして持ち続けたいと思います。