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干し肉

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どうも、バンチです。
8月ももう最終日。
朝夕がかなりすずしくなってきましたね。

そんな話にはまったく関係なく、また肉話です。
こいつ肉しか食ってないんじゃないかと言われそうですが、個人的にはもっと食べたいくらいです。

そんな今回の主役は、これ。

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改めて写真でみてもなかなかアレ見た目・・・
手に取るともっと違和感あります。
ちょっと食べて大丈夫なの?となりますが・・・これが干し肉です。

津山名物 干し肉

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いきなりチラシで紹介。
B級グルメ好きには有名な「ホルモンうどん」の岡山県津山産です。
いただいたのはお土産パッケージですが、干し肉自体は普通に精肉店やスーパーにならぶローカルフードなようです。

せっかくなのでちょっと津山の話を。。。
牛と津山がつながる人は、なかなかの和牛マニアです。
津山には古くから繁殖農家さんが多く、各地のブランド牛のルーツとなる牛も津山生まれが多いとのこと。

ですので地域として牛とのつきあいも深く、それが食文化にもつながっているのでしょう。
徳島ラーメンも豚肉加工ででた豚骨をうまく利用できないか、が発祥ともいわれていますしね。

それじゃ早速たべてみよう!・・・となったのですが、初見じゃ食べ方が全然想像つかない。
そもそも干し肉の加工方法がわからないので、生で食べて大丈夫なのか?とかも悩んでしまいました。

上のチラシがなかったら某もののけ姫のワンシーンがごとく齧ってみるところでした。

レシピにならって、まずは薄切りに。
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干してあるとはいえ乾物ではないので、かなり固めのチーズくらいの感触です。
水分が少ない分、脂が目立ちます。
外側の色は肉らしさなかったのですが、切ってみると意外に生肉してます。
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これを特に下味せずフライパンに投入。
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ここから火が通ってるかの判断は完全に勘です。
ただ、少々焼きすぎても肉のうま味はなぜか抜けないです。
水分少ないから故でしょうか・・・

そして、味付けは醤油のみ!
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完成したのが、こちら。

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ビジュアルでおいしさ伝えるのがハードル高い・・・
ただ、生肉よりかなり強い牛肉の香りと醤油の香ばしさが合わさり、もうこの時点でおいしいこと確実。

実際、1口目はなかなかの衝撃でした。
肉は生に近いほどうまいが信条で火の通りすぎた肉とか基本的に論外なのですが、これは別です。

まず、うま味がすごい。
脂の甘味ではなく、純粋に肉としての味がとても濃いです。
よくよく考えてみれば、魚の干物も同じく生よりうま味増えますよね。

そして食感。
しっかり焼いているのに脂が落ちず、まったくパサつきません。
加えてほどよい噛み応えはくせになります。

なので酒がすすむ!!

でも、干し肉ってほかに食べ方あるのかなと検索してみると・・・
みんないろいろな調味料でたべているようで。

なので自分も手元にある合いそうな調味料を並べてみたり。
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左から、お酢、マヨネーズ、ケイジャンソース、しょうが醤油、ポン酢。
お酢はつよポンが以前に紹介していた山屋さんのお酢です。

食べ比べてみての自分の好みは「酢+しょうが醤油」でした。
マヨネーズ&ケイジャンソースはおいしいんですが・・・ほぼソースの味になってしまったのでw

完全に酒の肴としての紹介になってしまいましたが、普通の肉と入れ替えて料理にも使えます。
なにより火を通すだけでうまいという手ごろさが素敵。
津山に行くことありましたら、ぜひ手に取ってみてください。