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LPデザインから学ぶ「AIDMA」の法則について

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朝、家を出た時に涼しい通り超して寒いと思う季節になりました。
日中はまだ少し暑さが残るので、長袖にしたいけれども少し躊躇ってしまう絶妙な気候。
みなさまはもう衣替えを済ませたでしょうか?

さて、お仕事の話に変わりますが、本日は「LP」について少しお話ししたいと思います。
Webデザイナーと言う職業上、よくLP(ランディングページ)をコーディングすることがあります。
もちろん、LPと言っても様々なデザインがあるのですが「この作り、何度も見るなあ」と感じることがよくあります。
そこで今回は、LPの法則性について少し調べてみました!

LPとコンバージョン

デザインをする際に常に意識したいことは、このHPを見たお客さんに「どうして欲しいか」だと思います。
それはサイトの役割によって様々で、コーポレートサイトだったら「会社をより知って欲しい」、リクルートサイトなら「この仕事に共感できる人にエントリーして欲しい」などがあります。

LPとは、商品やサービスを売るための一枚ものの長いWebページのことです。
(広告で表示されるようなページは大体LPのイメージがあります)
LPでは、「お問い合わせが欲しい」「メルマガに登録して欲しい」「商品を購入して欲しい」など、お客さんに行動を起こしてもらうことをコンバージョン(最終目標)に設定していることが多いです。

つまりLPは行動を起こしてもらう、という目標を達成する為に工夫をされたページということになります。

購買決定プロセスモデル:AIDMA(アイドマ)

調べてみたところ「AIDMA」と言う文字をチラホラ見つけたので、検索!
AIDMAは、消費者の購買決定プロセスを説明するモデルの1つのようです。
つまり、お客さんが商品を買うまでの工程をわかりやすくしたものです。

まずその商品について知るところから始まり(Attention)、知っていただけのものに興味を持ち(Interest)、興味があるが買いたいと思っていなかったものが欲しくなり(Desire)、その商品が欲しいことを記憶し(Memory)、買う機会に巡り合って購入する(Action)。
これをまとめたものが「AIDMA」です。

AIDMAを元に流れを作ってみた

正直、ぱっと見ただけではすぐ分からなかったので、実際に手を動かしてみました!
いろんなLPを見ながらAIDMAの流れに従って、簡単な枠組みを作成。

①Attention

購入への第一歩になるMVは初めて商品を知るお客さんに、覚えやすく印象的なキャッチコピーが入っています。

②Interest

興味を持ってもらうために、商品を使うメリットについて記述。
順番は多少前後しますが、この要素は絶対と言っていいほど入っていますね。

③Desire

欲しい!と思ってもらいたい部分なので、こちらはいろんな魅せ方がありました。
中でも多かったのが、実際に使っているお客さんの声を載せたり、お医者さんや先生など信頼出来る方が認めた、絶賛などのパターンでした。

④Memory

商品を覚えて欲しい、ということでインパクトの大きいタイトルを!
○○部門売り上げ一位や、総売上××万本!みたいな感じの肩書きがあれば、お客さんの記憶にしっかり残るなあと感じました。

⑤Action

ここはLPの中で一番大事な部分と言えるでしょう。
これに関しては、ページ下部だけでなく、要所要所に挟まれている印象が強いです。
「初回限定」「ネット注文限定」などのコピーをつけて、通常価格より安くして購入するきっかけを作っているページがほとんどでした。

法則に従って枠組みを作成してみましたが、これだけでも「LP!!」とすぐ分かる形になりました。
あとはボタンが目に入りやすいデザインだったり、背景に何かしらのイメージ・模様が入っていたりしている印象でした。

この法則をうまく使えるようになると、デザインをする時の考え方も大きく前進しそうですね!

ネット上での購買決定プロセスモデル「AISAS」もあるそうで...。
(Attention(注意)、Interest(関心)、Search(検索)、Action(行動)、Share(共有)の頭文字。共有が今っぽいですね)

他にもプロセスモデルがあるので、これをデザインごとに使い分けられるようになりたいですね!